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■ ティンバーフレームとは
イギリスからの移民によって伝えられた木組みの伝統工法が、北米の厳しい自然環境の中でもまれ、時代とともに地域の気候風土にあった住宅に進化しました。その耐久性を500年以上の歴史と実績により実証してきたのが現在のティンバーフレームです。
ヨーロッパの国々では、柱や梁、斜め材などの構造材(フレーム)を外部に現し、その間をレンガや漆喰で埋めて壁を作るハーフティンバー(チューダースタイル)と呼ばれる建物が有名です。
中世までに建てられた高い天井の教会や宮殿、劇場、風車等の大きな建築物の基本構造にもティンバーフレーム工法が利用されています。

■ ティンバーフレームの魅力
フレームの接合には、製材された角材に仕口を刻み、縦と横に組み合わせ、硬さで知られるオークの木栓(ペグ)を打ち込みます。ペグで仕口をしっかりと固定してフレームを組み上げるため、釘や接合金物は使用しません。

日本の在来(伝統)工法と同様に、軸組みを構成する特徴は同じですが、ティンバーフレーム工法は標準で203mm角の通し柱を使用します。柱の強度は断面積の2乗に比例しますので、在来(伝統)工法に比べて柱の強度が優れています。その結果、神社や仏閣のように柱間の距離を長くとることが出来るので堅牢で広く大きい空間を実現します。
さらに木組みの構造体は、外部から受ける力に対して、対抗するのではなく、接合部が微妙にずれてたわむことによって、木が本来もっている弾力性というねばり強さを引き出し、高い耐震性を発揮します。
柱と梁を木の軸組みで構成し、屋根や壁などの荷重を受けるこの工法は、構造上、耐力(間仕切り)壁を必要としません。吹き抜けやロフトなど、自由な設計が可能なだけでなく、家族のライフスタイルの変化に応じて間取りを変えられます。
そしてティンバーフレーム工法の一番の魅力は、太い柱と梁の持つ力強い木組みを、室内に見せるという構造美です。集成材にはない本物の木だけが持つ、調湿やアロマ効果などの自然の特性が木の家の快適さを生みだします。
ティンバーフレームは、家族が健康に暮らせ、世代にわたって住み継いでいける資産価値のある家を提案している私たちにとって、シンプルで最も合理的な工法なのです。
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